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人にお金を貸すという危険性

金を貸すという行為

人にお金を貸す、身内でも他人でも、この行為は危険です。

素人が手を出してはいけない世界です。

私は同情から軽い気持ちで人にお金を貸してしまいました。

そしてトラブルに巻き込まれそうになっています。

こんな体験、他の人にはさせたくないので、ここに今までの経緯を記しておくことにします。

貸した相手との出会い

某日、私は時間をもてあましていたので、とある風俗に遊びに行きました。

何気なく選んだ女の子、仮にA子としておきましょう。

部屋で待つこと10分ぐらい、A子がやってきました。

かわいくて、健康的な感じの子です。

一通りのサービスをしてもらいました。

その後、時間があまったのでおしゃべりをしていたところ、最近、中絶手術を受けたと告白してきました。

私はそれは辛かったねとA子に同情しました。

そんな話をしているうちに、サービス終了の時間になりました。

他にも相談したいことがあるからメールアドレスを教えてと言われたので、軽い気持ちでメールアドレスを教えました。

この連絡窓口を開いてしまうという軽はずみな行為が、私の不幸への始まりでした。

翌日にメール

A子からメールがありました。

この時、本能的に嫌な予感がしました。

メールの内容を見てビックリ、なんとお金を貸して欲しいと言うのです。

理由は、実は中絶をするために闇金で借金をしていたと言うのです。

1日支払いが遅れると1万円の利息がかかってしまうので、すぐに貸して欲しいと言うのです。

私はA子に同情していたので、なんとか助けてあげたいと思いました。

でも、お金を貸すというのはかなりのトラブル発生の危険性をはらんでいます。

そこで、借用書をきちんと書くという条件でお金を貸すことにしました。

金額も5万円程度なので、私のへそくりからお金を貸してあげました。

お金を貸す日

A子と某所で待ち合わせをして、簡単な借用書を書かせました。

内容は次の通りです。

○月○日、○円を借りました。○月○日までに返済します。

本当に簡単な内容です。

A子は風俗でお金を稼ぐので、すぐに返せると言っていました。

なので、借用書に書いた日付も絶対に守れると言っていました。

1回目の返済日

A子に連絡をとったところ、風俗で思うようにお客さんを獲得できなくて、まだ5万円は用意できないということでした。

私もへそくりだったので、そんなにすぐに返済してもらわないと困る金額ではないし、困るお金でもありません。

私は来月末まで待つから頑張って働いてくれとA子に伝えました。

ですが、A子からは衝撃的なメールが帰ってきました。

なんと、闇金の返済で残りを放置していたため、利息だけで10万円も滞納してしまったというのです。

そして10万円貸してくれないかと言うのです。

さすがに私もそれは無理だと断りました。

自分のへそくり、残りは3万円しかありませんでした。

ですが、A子は3万円でも良いので貸してくれと言ってきました。

私もなんとかA子を助けたいと思ったので、とりあえず3万円をA子に渡すと伝えました。

会って3万円を手渡しし、念のため、借用書も新しいものに書き換えました。

これで貸した金額は合計8万円です。

再びメール

数日後、A子からメールがありました。

新しい風俗店に移動して、心機一転、頑張って稼ぐとのこと。

僕もこれで貸した8万円が帰ってくると思い、ほっとしました。

次の日、A子からメールが来ました。

何かと思ったら、内容は10万円貸してと言うのです。

A子の新しい職場が決まって、私もほっとした矢先です。

理由を聞いたところ、闇金の最後の返済があるのだけれど、生理になってしまい、1週間は働けないというのです。

さすがに自分勝手すぎると思ったのですが、ここまで付き合ってあげたのに放置するのもかわいそうです。

生理が終わって、働き始めれば今月末に必ず合計、全額18万円返済すると言うので、僕は折れました。

カードの支払い用に保存してあった10万円があったので、それを一時的にA子にかしてあげることにしました。

なので、このお金が返ってこなかったら、私も完全にアウトだという状況に追い込まれました。

気がついたらA子とは運命共同体のようになっていました。

2回目の返済日

A子から連絡がありました。

お金ができたので返済すると言うのです。

やっと今までの私の苦労も報われたと思いました。

約束の時間、ウキウキしながらA子に会いました。

ですが、そこで驚愕の事実が・・・。

なんと、お金を返すどころか、さらに50万円貸してくれと言うのです。

私は意味がわかりませんでした。

そんなの無理に決まってます。

ですが、A子は消費者金融で借りてきてと言うのです。

私はもう無理だから親に相談しなさいと言いました。

ですが、A子は親には迷惑かけたくないから、親に相談は絶対無理だと言いました。

ちなみに、その50万円は自分が昔遊びまくっていた頃にできた借金だと言うのです。

貸主は今日中に全額支払わないとA子の両親に相談すると言ってきたそうです。

私は迷いました。

頭痛と吐き気がするぐらい迷いました。

すでに18万円貸しています。

ここで消費者金融に借りたら合計で68万円をA子に貸したことになるばかりか、自分も50万円の負債をおわなければなりません。

消費者金融に50万円借りたら、利息だけでも月で9,000円ぐらいとられます。

なので、利息分も払ってもらわないと困るとA子に言ったところ、合計68万円の借金になってしまうけど、利息を含めて100万円にして返すとA子から提案がありました。

と言っても、戻ってくる保証はどこにもありません。

ですが乗りかかった船です。

なんとかしてあげたい気持ちでいっぱいです。

ここで見捨てるなんて、人としてできませんでした。

そこで、なんとか証拠を残したいと思ったので、私は100万円の借用書を作りました。

今までと違い、しっかりとした細かい内容のものを作りました。

返済は毎月3万という内容です。

借用書のフォーマットはネットで探してきました。

A子には拇印、それから手書きで名前と住所、電話番号を書いてもらいました。

さらに、家族全員分の戸籍、当日の日付のものも用意させました。

あと、風俗をやめて安定した収入がある仕事、日雇いのアルバイトでもいいからスタートしなさいということを言いました。

A子はきちんと普通の仕事で働くということを私に約束しました。

その後、私はキャッシングという悪魔の機械を使って50万円を引き出し、A子にお金を渡しました。

約2時間後、A子から無事に完済したという連絡がありました。

私はほっとしたものの、これからの返済を考えると複雑な心境でした。

1週間後

A子からメールがありました。

内容はさらに50万貸して欲しいと言うものでした。

お金が必要な理由は前回と同じような内容です。

代わりに100万円だった借用書を200万円にして良いと言うのです。

私は考え抜きました。

自分の給料、最悪A子から何も返済がなくても消費者金融に返済できるかどうか・・・。

最悪の結果を考え、一晩考え込みました。

そしてあることを借用書に追記することにしました。

連帯保証人です。

A子には50万貸してあげるので、連帯保証人を連れて来いと言いました。

当然、戸籍付きで。

なかなか保証人がみつからなかったようですが、ようやく従姉妹に連帯保証人になってもらえることになったと連絡がきました。

従姉妹はBさんとでもしておきましょう。

ただ、Bさんの戸籍は引っ越したばかりですぐにはとれないので、3週間以内に必ず用意すると私に言ってきました。

私もA子が必死にお願いしてくるので、また折れてしまいました。

二人に会い、A子、Bさんに拇印とサインをしてもらい、新しい借用書が完成しました。

毎月6万円を私の口座に振り込み、返済が1日遅れるごとに1,000円支払うという内容です。

3回目の返済日

運命の日がやってきました。

結果は振り込まれず・・・。

私は怒りを覚えました。

ですが、この時はまだ理性も残っていました。

ちゃんと遅延金も支払ってねと言うと、わかったと言うのでしばらく待っていました。

すると3日後、遅延金も含めて、63,000円振り込まれていました。

やっとです。

やっとお金が戻ってきました。

一部でしたが、非常にうれしかったです。

A子がやっと約束を守ってくれた、A子は心を入れ替えて全うに働いてくれているのだと思いました。

あとは、Bさんの戸籍が手に入れば、何の問題もありません。

安心して毎月入ってくるはずです。

Bさんの戸籍受取日

約束の時間、約束の場所で待ち合わせ、ですがA子は一向に現われません。

メールでそっちにむかっているとか連絡は来るが、連絡ばかりで時間だけがもどかしく過ぎて行きました。

結局、その日、A子に会ってBさんの戸籍を受け取ることができませんでした。

会社も早退して、半日A子に会う時間を作ったのに、ドタキャンされて、私は我慢の限界でした。

A子宛てに怒りのメールを出しました。

約束を破りすぎ、なので、契約書どおり、両親に相談させてもらうと言いました。

するとA子から、どうしても待ってくれ、本当に渡すと連絡がきたので、さらに1ヶ月だけ待つことにしました。

ただし条件として、借金全体を250万にして借用書を書き直すなら引き伸ばすとメールしました。

数時間後、A子からの承諾メールが届きました。

Bさんの戸籍受取リミット

Bさんの戸籍の受け渡しリミットが1週間を切りました。

未だA子から連絡はありません。

僕もA子がどんな人間であるかわかってきていたので、これは9割、Bさんの戸籍は用意できないだろうと思いました。

なので今度は先手を打ちました。

Bさんの保険証のコピーでも許可する。

ただし、借金全体を300万にするか、または撮影をするか、どちらか選んでと言いました。

撮影は二人が逃げないようにするために思いつきました。

ですが、Aさん、B子、二人からの返事は300万への増額でした。

300万という借金はかなりの額です。

車1台余裕で買えます。

今となって考えれば、自分でもメチャクチャな提案だったと反省しています。

ですが、何度も何度も約束を破られていたため、出会った頃のA子への同情はなくなっていました。

とにかく、お金を確実に回収したいという一心で、私は正常な思考、冷静な判断ができなくなっていました。

300万円契約当日

私は300万円の契約をするつもりはありませんでした。

冷静に考えれば、とてもそんな大金、二人には払えないだろうと思ったからです。

とりあえず、本当のことを話してもらって、契約を見直そうと思っていました。

ですが、約束の時間になっても二人は現われません。

また約束を破られたと思ったらA子からメールが来ました。

4時間後にしてくれとのこと。

さすがにプッチンときました。

久しぶりに押さえきれない怒りが湧き起こりました。

こいつはどこまで私のことを馬鹿にすれば気が済むのかと、頭に血が上りました。

意を決してA子の自宅に電話、父親らしき人が電話にでたので、今までの経緯を全て報告しました。

ですが、父親から信じられない一言がありました。

娘ももう20歳すぎてますからね、勝手にやってくださいと言うのです。

ここでもブチっと切れました。

私も相当頭にきていたので、借用書を他人に譲渡して、結果として取立てが来てもしりませんよと言いました。

これは恐喝罪にあたりますが、そんなことはどうでもよくなってました。

今までの怒りを、屈辱を、この父親らしき人にぶつけてしまったのです。

口調は冷静をよそおっていましたが、相手は相当なプレッシャーを感じたと思います。

私は大人失格でした。

父親らしき人は、とりあえず娘に確認するということで一度電話を切りました。

A子からすぐにメールがあり、親には知らないと伝えたので、本当に最後の最後、会って話を聞いて欲しいというのです。

私も限界でしたが、A子に最後のチャンスをあげようと思いました。

で4時間後、A子に会ったのですがBさんがいません。

Bさんはどこ?と聞くと、もうすぐ来るというのですが、Bさんは来ませんでした。

そして、運命の瞬間、闇を感じる瞬間が来ました。

Bさんの代わりにいかにもそっちの業界っぽいお兄さんが来ました。

A子にまんまとはめられたわけです。

私は自分の今までしてきた行為を悔やみました。

なんでこんなことになってしまったんだろう。

闇社会に片足つっこんでしまった、私の家族もただではすまないかもしれないという不安感でいっぱいになりました。

しかし、こうなってしまったからには対処しなければなりません。

腹をくくって戦うことにしました。

もちろん口でです、喧嘩では到底勝てそうにありませんから・・・。

このお兄さんをCさんとしておきましょう。

Cさんは、A子の友人の友人らしく、仲介役として登場したとのこと。

つまりCさん、A子とは全く面識がないそうです。

なので、A子が言っている内容と私が言っている内容を総合して判断するから、とりあえず何があったか言ってくれというのです。

この時、A子は席を外しました。

私は今までのいきさつを全て話しました。

借金は返さないといけないが、300万はやりすぎだなとCさんに言われました。

私もその点に関しては素直に認めました。

Cさんからの提案は今月末に10万、来月以降も毎月10万で、18回払いというものでした。

あと、遅延は2ヶ月認めてやってくれ、だから2ヶ月以上遅延しない限り、A子や家族に電話をしないでくれ、それを過ぎたらあとは二人で勝手にやってくれとのこと。

やたらと業界に詳しかったり、計算が速かったりするので何者かと思ったら、Cさんの仕事は取り立てだそうです。

私としては借用書通りの200万が戻ってくれれば赤字にならないし、かつ、Cさんという話がわかる人が間に入ってくれれば助かるので快諾しました。

快諾した瞬間、Cさんから信じられない言葉が・・・。

今までの会話はすべて携帯に録音させてもらったから、絶対守ってねと言われました。

この人、本当にプロだと思い、変な汗がでました。

会話の途中で免許見せてと言われましたが出さなかったんです。

もし、私が免許をだして、Cさんに声を出して読まれたら、私の個人情報が記録されてしまうところでした。

金を貸すときに注意すること

まず、金を貸すやつは馬鹿だと言われました。

金を借りるやつは借りるまではペコペコしているが、借りた瞬間に態度が変わる。

喉元過ぎればなんとやらで、金を借りるためなら平気で嘘もつく。

本当に馬鹿なやつは馬鹿で、馬鹿につける薬なんか本当にない。

こんなやつに同情するやつが悪いと言われました。

きっと今までの人たちも私のように騙されて、A子に金を貸していたのでしょう。

今まで騙されているかもしれないと半身半疑でしたが、Cさんの話を聞いて騙されていたと確信しました。

また、取立ては一歩間違えると恐喝罪だから回収も難しいと言っていました。

借用書があるから大丈夫だと思っている人が多いが、借用書は裁判の証拠の1つにしかならない。

裁判で勝つためには、借用書の他にもいろいろ証拠が必要だと言ってました。

私の場合は、メールでのやり取りが全て残っているのでそれも証拠になると言っていました。

また、借用書だけではなく、可能であれば公正証書を作っておいたほうが良いと言っていました。

帰り道

Cさんのプロ技に相当びびった私は、帰り道、後ろを気にしながら遠回りして帰りました。

探偵などに後をつけられている可能性があります。

人気のない通りを通ることで追跡者を確認しましたが、特にいないようでした。

歩きながら、私は反省しました。

まだまだ私は人間として未熟でした。

ただ、このまま終わるつもりはありません。

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